【スマートテレビの危険性】アメリカ・テキサス州が大手メーカーを提訴した理由とは?知らないと怖い個人情報問題
【スマートテレビの危険性】アメリカ・テキサス州が大手メーカーを提訴した理由とは?知らないと怖い個人情報問題
近年、NetflixやYouTubeなどをテレビで楽しめる「スマートテレビ」が急速に普及しています。
しかし2025年、アメリカのテキサス州が大手テレビメーカー5社を提訴したことで、世界中で大きな注目を集めています。
この記事では、
・なぜ訴訟が起きたのか
・何が問題とされているのか
・私たちはどう対策すればよいのか
をわかりやすく解説します。
■ テキサス州が提訴した5つのテレビメーカー
2025年、テキサス州の司法長官である
Ken Paxton
は、以下の企業を相手に訴訟を起こしました。
- Sony
- Samsung
- LG
- Hisense
- TCL
これらはいずれも世界的なスマートテレビメーカーです。
■ 訴訟のきっかけ「スマートテレビは監視装置?」
テキサス州が問題視したのは、
スマートテレビに搭載されている
「ACR(自動コンテンツ認識)」という技術
です。
この技術は、
・視聴中の番組
・動画
・ゲーム
・PCやスマホの画面(HDMI接続)
などを認識し、分析する機能です。
本来は
・おすすめ番組の表示
・広告の最適化
のために使われています。
しかしテキサス州は、この技術が
👉 「知らないうちに監視されている可能性」
を指摘しました。
■ 訴状で問題視された内容
① 視聴内容のリアルタイム収集
訴状では、テレビがユーザーの視聴内容を
リアルタイムで取得していると指摘されています。
ACRは画面の情報を分析し、
何を見ているかを特定します。
しかもその対象はテレビ放送だけではなく、
- YouTube
- ストリーミング
- ゲーム
- PC画面
- 防犯カメラ映像
なども含まれる可能性があるとされています。
② スクリーンショットの取得
一部のメーカーでは、
画面の情報を数秒単位で取得する可能性があると指摘されています。
例えば、
👉 約0.5秒ごとに画面を確認する技術
が問題視されています。
これは「テレビの中のカメラ」ではなく、
画面データの解析です。
しかし、利用者の多くはこの仕組みを知りません。
③ 同意が不十分(最大の争点)
テキサス州が最も重視したのはここです。
- 説明が分かりにくい
- 同意画面が複雑
- 初期設定でONになっている場合がある
- 利用者が気づかない
という点です。
そのため州は
👉 「消費者保護法違反」
として訴えました。
④ 個人情報が広告会社へ提供される可能性
ACRで収集されたデータは
- 広告会社
- データ分析企業
に提供されることがあるとされています。
視聴履歴は
- 年齢
- 趣味
- 思想
- 家族構成
などの推測に使われる可能性があります。
⑤ 国家安全保障への懸念
特に中国企業である
- Hisense
- TCL
については、
👉 国家レベルの情報収集の可能性
も懸念されています。
ただしこれは政治的な議論も含むため、
証明されているわけではありません。
■ すでに裁判所の仮処分も
テキサス州は、すでに
👉 データ収集の一時停止命令
を一部企業に対して取得しています。
これはスマートテレビのデータ問題が
現実の法的争いになっていることを示しています。
■ 実は昔から問題になっていた
この問題は最近だけではありません。
2017年には、別のメーカーが
プライバシー問題で和解金を支払っています。
つまり、
👉 スマートテレビの情報収集は長年の課題
なのです。
■ スマートテレビは本当に危険なのか?
ここが重要なポイントです。
結論から言うと、
👉 すぐに危険というわけではありません。
多くの機能は
- 利用者の同意
- 設定変更
- オフ機能
があります。
しかし問題は
👉 「知らないまま使っている人が多い」
ことです。
■ 今すぐできる対策(非常に重要)
① ACRをオフにする
設定画面で以下を確認してください。
- 視聴情報
- 利用履歴
- Live Plus(LG)
- Viewing Information
- Smart Interactivity
- Personalization
などの項目です。
メーカーごとに名称は違います。
② プライバシー設定を見直す
- 位置情報
- 音声認識
- データ共有
などを確認しましょう。
③ 必要ない場合はネット接続を切る
テレビは
👉 インターネット接続なしでも視聴可能
です。
地上波・録画だけなら安全性が高まります。
④ ファームウェアを更新
最新のセキュリティ対策を受けられます。
⑤ HDMI接続の機器にも注意
PCやゲーム画面も分析される可能性があります。
■ スマート家電時代の新しいリスク
テレビだけではなく、
- スマートスピーカー
- スマート冷蔵庫
- IoT家電
も同じ問題を抱えています。
便利さと引き換えに
👉 個人データが集められる時代
になっているのです。
■ まとめ
今回のテキサス州の訴訟は、
👉 「スマートテレビの裏側」
を世界に知らしめた重要な出来事です。
ポイントは
✔ スマートテレビは便利
✔ しかし視聴情報は収集される
✔ 多くの人が知らない
✔ 設定変更でリスクを下げられる
ということです。
これからは
👉 「便利=安全ではない」
という意識が必要になるでしょう。
あとがき
テキサス州の提訴に関しての文はインターネット上でも公開されているようです。私は英語がわからないので何を訴えているのかこの訴状ではわかりませんが、興味ある方はこちらからご覧いただけます。
また、今回この件を知るきっかけになった動画を下に埋め込んでおきます。投稿主さんがこういうことを扱う動画は削除される可能性が高いというようなことをおっしゃっていたので、すでに閲覧できなくなっていたらごめんなさい。
私が使っているテレビは10年以上前に購入した安いテレビですが、スマートテレビではないのでこの件に関しては一安心でしょうか。テレビを買い替える時は気をつけないのtいけませんね。
個人的にショックだったのは、動画を見て、もう SONYブランドのテレビは中国製という認識に改めないといけないという事ですね。いまのところ、まだ中国製というわけではないようですが、30年ぐらい前はちょっと高級なイメージもあってAV機器をソニー製品で揃えていた過去もあって、なんだか寂しい現実を突きつけられた気がします。

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