ボートレース徳山の誤審に思う

4月 18日にボートレース徳山の第 6競走で正規の大誤審が起こったことは話題となっていました。私はレースを見ていなかったし、舟券も購入していなかったのですが、今日 ( 4月 24日 ) にネットを見ていたら失格判定の誤りに関する賠償を行うということが発表されたようです。インターネット投票で購入されていた方には 4月 25日に自動的に振り込まれるそうで、単に舟券の買戻しではなく、実際に支払われるはずだった払戻金が支払われるそうです。で、対象の舟券が、三連単の 2-6-5、三連複の 2-5-6、そして拡連複の 2-5、2-6、5-6ということで拡連複は 3通りあるみたいです。
個人的には、なんでこんな絞った賠償なんだろう? 5番に関する全舟券の返還じゃなくて、払い戻しっていうのは、何故? と思って、ちょっとレースを見てみました。
転覆艇がいるということで、転覆艇を避けるための安全航行になっていたので、こうなると順位は変わらなくなるので二連単や二連複、単勝と複勝が払い戻しの対象とならないのは仕方がないことか。最終の第 2ターンマークの手前まで 5号艇が 3着でいたもんね。ただ、転覆艇を避けるときに 1号艇と 5号艇のどちらが 3番手を進むか、ちょっと躊躇があったようにも見えましたが。まぁ、とはいえ、判定のミスがなければ 5号艇の 3着で確定ぢたよね。
さて、そんなわけで三連単と三連複は、まぁ納得でしょう。そして拡連複の 2-5と 5-6も納得でしょう。ただ拡連複の 2-6が賠償の対象となっていて賠償金額が 240円となっているようですが、すでに確定したときに拡連複は 200円となっているのですが? これは本来なら 2-6は 440円の払戻金のはずだったので 200円に 240円をあらためて支払うということなのか? それとも 200円を 240円に訂正するということなのでしょうか? いずれにしても勝舟投票券を購入していてすでに拡連複の払戻しを済ませた人がいたら、どうやって賠償するのでしょう? 誤審も酷いけれど拡連複のこれも、もっと詳しく説明してほしいところです。…とはいえ、ボートレースにおいては拡連複の売り上げというのは非常に少ない傾向にあるので、おそらくインターネット投票以外で拡連複を購入した人は数えるほどじゃないかなぁと思っております。
それにしても、審判員っていうのかな? レースをチェックする人は一人ではなく複数いると思うのですが、なぜ 5号艇の妨害失格という判定を下してしまったのだろうね? いや、一人で判定しているんだったら、光の反射などで色を見誤ったとかあるかもしれませんが、まさか一人ってことはないでしょう。
実際のところ、レース場の観客がざわついたりどよめいたりしなかったのでしょうか??
選手も可愛そうですよね? なんらかの救済措置があったのでしょうか??
ボートレースの場合はフライングした選手など失格の選手が他の選手の妨げにならないように早々に排除するようなルールがあるようなのですが、こういうケースが起こると、失格の判断がレース終了後の審議によって決まるというケースも出てくるのかも??
賠償についてはトラブルなく進めばいいのですが、ただ引換期間が 5月 1日から 31日までって、勝舟投票券の払戻し期間の 60日より短いのもいかがなもなかとも思うんですけれどもね。
この記事を最後まで読んでくださっている方はおそらくいないだろうなと思いつつ書いているのですが、拡連複 2-6の詳細がわかる方がいたら、こっそり教えてください。
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